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文系大学院生、院試、留学日記

大学卒業後に、1年留学した"3つの理由"ーーー

 

[目次]

  1. はじめに(大卒後、留学した3つの理由①②③)
  2. ①自分の強みを生かして、結果を出したいと思った
  3. (なぜ教育をしたいのか)
  4. ②周囲の理解や後押しがあった
  5. ③何も失わない今しかないと思った
  6. まとめと願い

 

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1. はじめに

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2年ほど前、、

大学を卒業し、留学をしました。

 

 

結論から言うと、本当に留学してよかったです。

 

理由としては、、

 

 

視野が爆発的に広がったからです。

 

1年間目標をもって、異国の地でサバイブしてみて

ほんっとうにいろんな経験しました。

(人生においてこれ以上はないんじゃないかな、、)

 

 

そうした中で次第に、働くことに対して

 

大学時代は、

・文系ならどんな職がいいかな

・教員免許を持ってるから先生になろうかな

 

など、自分が今、身を置いている状況をベースに、

見合った職業を考えていました。

 

自己肯定感も低く、完全に保守的な考えでした。

 

しかし、

 

留学後は、将来こんな人間になりたいという目標をもって、

 

逆算して、今の自分に必要なことに、取り組めるようになりました。

 

現在では、自分に軸ができ主体的に考えるようになりました。

 

振り返ってみると

 

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周りが新卒と同時に就職している中、レールから外れたので

本気で自分と向き合えて、絶対達成したい目標を明確に持って、

留学できたんです。

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一方で、

 大学卒業後の留学でこんな声をよく掲示板で見ます。

 

・人生で一度しか発行されない、新卒切符を捨てるのはもったいない。。。

 

 

・生涯年収が下がるからやめたほうがいい。。

 

・お金がかかりすぎるし、対してメリットがない。。

 

確かに、今の世の中、新卒での就職率も下がり、将来が不安な状態が続いているので、

新卒カードを逃すのはもったいないと感じますよね。

自分もこのように考えています。

 

(実を言うと、できるなら在学中に休学したり交換留学という形で、

 留学するほうが好ましい)

 

とにかく不安ですよね、人生は選択の連続です、、

 

 

しかし、

 

ある ”3つのこと” 

留学に行く決意を固めてくれました。

 

 それが、

 

①自分の強みを生かして自分の軸となる結果を出したいと思った

 

②周囲(特に家族)の理解と後押しがあった

 

③何も背負うものがない今がチャンスだと思った

 

です。

 

では、この3つについて詳しくみていきましょう。

 

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2.①自分の強みを生かして、結果を出したいと思った

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自分の強みはコミュニケーション能力です。

 

と自信を持って言いたいたいと思いました。

 

人前で目立つのも嫌いではないし、人を笑わすのが好き

→コミュニケーション能力があるのでは?と思っていたんです。

 

しかし、自分にはその言葉を言えるような大きなエピソードを持っていなかったんです。

 

と言うより、

 

誰もが認めるような努力をして成果を出したことがなかった。。

 

 

こんな状態で、就職をして働いて、どんどん自分の時間減っていって、、、

 

何か、また無理だろうって思ったことができたら、

自分の都合の良い理由を考えて、努力せず

 

逃げて、逃げて、また逃げる。

 

そんな人生を一生歩んでいくんだろうなーって、

当時思っていました。

 

そこで、どうやったらこの悩みを解決できるか本気で考えました。

 

留学に行くことでした。

 

理由としては、英語が全く話せないからです。

何もないゼロから始めることで、自分のコミュニケーション能力に

依存せざるを得ない状況にしました。

 

目標としては、

 

全員外人の環境で仕事をし、生活をし、教員をする

ことです。

 

コミュニケーションを通して、

 

・全員外人の環境で自分の力だけで仕事を見つけ(努力)

 働き、必要な存在になる(結果)

 

・異国の地で節約しながら(貯金額が30万くらいしかないため)

 生活(家探し、仕事、一人暮らし)し、

 

・教育活動(できれば教員)を行い、実際に肌で感じ、

 その中で出てきた問題を解決する。

 

このように、何か自分の軸となる結果がこれからの人生で

自分の強みになると考えました。

 

今までの自分になかった、

努力して結果を出すことに拘ろうと決意しました

 

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3. (なぜ教育活動がミッション?)

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教育活動をミッションとして選んだ理由としては、

 

広い意味で、教育者になりたいからです。

 

 

4年生の頃、教育実習をした時の話。

 

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ある生徒と掃除を終えた後の放課後、

将来について話したんです。

 

将来、家庭が経済的に厳しく、高校卒業後に会社で働きたい。

そうなると、大学に向けて勉強しても意味がないんじゃ

ないかなって思って、

時々辛くなるんだそうです。

 

その生徒に、

担任の先生とかには相談していないのか聞いたら、

 

「はい」と

答えたんです。

 

この時、いろんな理由は考えられるんですが、そもそも

先生が、会社で働いた経験がないから、それを相談したところで

答えが返ってこないのでは、あるいは、止められるのでは

と思ったんじゃないでしょうか。

 

 

 

生徒が知りたいのは、生の声ですよね。

 

会社に勤めている時、

どんな経験して、どんな失敗をしたのか。

 

どんなやりがいがあるのか。

 

昨今、I Tが進みあらゆる情報に溢れて、学生にとって

正しい選択をするのが難しいこの時代だからこそ、

 

大人が確実な自分が経験して感じた情報、

1次的情報をもとに、それに近い情報

をコミットして、生徒の不安を取り除かなければならないんです。

 

 

生徒に、先生の意見も聞きたいと言われました。

 

筆者はそこで、

 

大学に行くと選択肢が広がる、とか

 

奨学金でなんとかなる、から大学に行った方が

将来きっとためになるからって、

 

抽象的な答えしかできなかったし

 

生徒も、年の近い自分には

吐口になってくれる程度でよかったのかもしれない・・

 

それにしても、

 

誤魔化したのだ。

 

物凄い悔しかった、、、この先の自分にゾッとした。

 

この時、外の世界は、一回教員になってからでは遅い、

 

二度と経験できないと思ったのです。

 

 

経験とは大事なものです。

 

東大に行きたいのであれば、東大に行ったことのある人に

指導してもらった方が

合格できる可能性が高いですよね。

 

もちろん、指導する能力もありますが。。

 

どんな要領で、どんなテキストを使って、何を勉強すれば良いのか

 

導いてくれる。

 

学校の先生も同じではないでしょうか

 

 

美容師になりたい人、アーティストになりたい人、海外で働きたい人、、

 

いろいろいると思います。

 

先生になるとしても、

 

大学に行って社会に出て失敗や経験を

 

たくさん持っている先生になりたいと思ったんです。

 

それは、学校の中と制限するのではなく、

 

教育関係の会社で務めるのも、経営者として

教育イノベーションに携わるのも、、

 

広い意味での教育者になりたいと思いました。

 

 

 

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それも、本や論文などからのデータからではなく、

実際に現場で、自分が肌で感じたい

と思いました。

 

小学生から大学生までで、行われている教育の現在、また、

その中で見えてくる問題や解決策はこれからの教育の軸に

大きな役割を果たすからです。

 

では、これからの教員生活で、自分にとってどの学年が

重要なのだろうか。

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大学生: 卒業研究や当時は毎日のように関わっていたので

     ある程度理解できます。

中高生: これから教員になってからずっと経験する。

小学生: 経験できないでしょう。

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そこで、そもそも中高生や大学生の起源でもある

小学生はどのような問題があるのだろうと興味が湧きました。

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物心がついて、友情、人間関係、受験など、、

 

初めて、実践的に小さな社会で生きることになるんですよね

 

しかも6年間も!!

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そこで、小学校に何か教育の軸をつくる上で、

ヒントが隠されているのではないかと思うわけです。

 

さらに日本だけではなく視野を広げたいので海外の教育を

日本と比較する上で見てみたいと思いました。

 

そこで選んだのが、オーストラリアです。

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理由としては、3つあります。

 

1)教育期間ランキング(2019年)が1位。

2)多民族国家なので、柔軟な教育が取り入れられている。

3)ビザも充実していて、お金を稼ぎながら

  活動できる。

 

このようにして、留学への大枠ができました。

 

 

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4. ② 周囲の理解や後押しがあった

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これが一番大きいかもしれない。。

 

家族が行ってきなと言ってくれたこと。

 

ここに至るまで、散々家族会議しました。

 

(1)なぜ、今のタイミング

 

 

(2)新卒カード捨てるほどの価値があるのか

 

 

(3)お金は足りるのか

 

です。

 

(1) タイミングの件は、

社会人になったら、自分で長い期間休みをとって

 

やりたいことはできない、

 

二度とできない経験から、自分に1つの大きな軸を

 

持ちたいことを語った。

 

 

 

(2)新卒カードの件

 

新卒は人生で一回きりの切符。

 

捨てるのはもったいないと、、友人、家族にも言われて

何回も迷うことはあった。

 

そのため、2つの条件を約束した

 

大学院に進学すること

 

自分だけしかない武器を手に入れる

 

 

①の大学院進学について

 

元々、大学院進学も考えていて、教育心理学について

卒業論文を書き進めていたところ、学習についての

動機づけに興味が湧きました。

 

さらに、また新卒にもなるので、家族を説得する上では

とても筋が通っていたと思います。

(筆者自身、新卒にはそこまで拘っていませんが。。)

 

自分だけしかない武器を手に入れる

 

これに関しては、前述した通り。

 

コミュニケーション能力ですね。

 

どんな経験をして、

どんな努力をして、

どんな結果を出すのか

 

これについては

2. 「自分の強みを生かして、軸となる結果を出したいと思った」

のミッションのところで説明したことをそのまま言いましたね。

 

お金は足りるのか

 

留学って高いイメージだったんですが、

 

ワーキングホリデービザで留学すると、

 

働きながら生活できるんですよね。

 

これは結構デカイです。

 

出発前に100万貯めていました。(行くと決めてからバイトを掛け持ち)

 

これでも、保険、渡豪費用、生活費(3ヶ月分)、学費など含めたら、

ギリギリの額でした。

 

これら3つの問題を解決し、説得したら

熱意が伝わって、行ってきなさいと背中を押してくれました。

 

本当に家族には感謝しかないですね。精神的にも安心して

気持ちよく留学に行けました。

 

 

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5. ③ 何も失わない、今しかないと思った

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大学生ってなんでもできるとお思うんです

 

自由な時間もたくさんあって、失うものがない。

 

家庭も持っていない、

 

家も買っていない(ローンもない)

 

正社員で仕事もしていない

 

けど、多くの人がそれなりのことだけで満足しているように思う、、

 

 

筆者もその中の一人だ。

 

 

高校生までは、半強制的に1日のスケジュールが決められていたため

 

できることに限界があるし、自分の努力して頑張ったものっていうのは

 

見えづらいと思う。

 

例えば、部活

 

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自分ではそこそこ努力した、毎日練習して頑張った

 

俺って、努力することができる人間なんだと思っていた

 

けど、大学に入って、自由な時間が増えると大した努力だできなくなる

 

バイト、サークル、テキトーに授業を聞いてナアナアに過ごす。

 

結局、高校の部活っていう強制の中で、せざるをえない状況で

 

自分の都合の良いように努力を解釈しているだけだった(筆者の場合)

 

 

そんな中、自分のやりたいことで、自分の時間を使って、

努力し、結果を出し、自分の武器になる。

 

留学は、自分にとって最後のチャンスだと思った。

 

社会に出てからも、努力をして行かなきゃ行けない場面、

結果を出さなきゃ行けない場面、精神的なタフさ、

いろいろ必要になってくると思います。

 

 

なので、この留学という経験が、自分の軸として

これからの人生にずーっと支えに、武器になってくれると思い

 

今行動しようと思いました。

 

 

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6. まとめと願い

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今回、大学卒業後の留学について語ってきました。

 

しかし、

 

可能ならば、

 

2年生や3年生で交換留学や、

 

休学してワーキングホリデーなどのシステムを使った方がいいです。

 

そうすれば、就活などの影響も特になく、プラスに働くでしょう。

 

 

 

筆者の場合、、

 

教職のコースをとっていて融通がききづらかった。。

 

介護等体験×2、教育実習、など、、、長期休みでも何かしらイベントがあり

 

しかも、学校側が機械的に予定を決めてしまうのです。そして、その予定を

 

ずらしてもらうことは絶対にできません。

 

 

 

(それで決断が遅れてしまいました。。。。。)

 

 

 

また、絶対に留学に行こうって思った決め手は

 

家族と、留学サポートの会社です。

 

家族の理解は、前述したとおり、気持ち的にもかなり安心したし

 

留学した後も何かとお世話になるので必要不可欠です。

 

留学サポートの会社は、うまく使うとめちゃくちゃいいです。

 

カウンセリングを無料でやっているので、具体的なイメージができ、

 

話を聞いているとワクワクします。

 

また、同じような状況、もしくはもっと凄い状況の

人とも巡り合えるチャンスなのでおすすめです。

 

・会社やめて、向こうで永住して仕事見つけようとしてる人

 

・大学院卒業後、海外の博士課程を目指している人

 

・海外で永住権とってカフェを開こうとしている人

 

いろんなバックグラウンドを持って、夢に向かっている人がいて

 

毎回、いくのが楽しかったし、モチベーションが上がりました。

 

 

 

絶対にやってはいけないこと

 

友達に依存することです。

 

この時期の留学で不安になることすごくあります

 

何度も何度も、、周りは就活してるし、、

 

けど、友人に相談するのは間違っているように思います。

 

もちろん、定期的にあってご飯食べたり、

 

何気ない話をするのは、大事です。してください。

 

しかし、そもそものフィールドが違う友人に相談しても

 

向こうもわからないし、不安になるだけです。

 

だって、ほとんどの人が自分とは違うレール。

 

またそのレールに戻ったところで状況は最悪で、全部中途半端になります。

 

人生は本当に選択の連続で、

 

覚悟が必要です。

 

ドリームキラーは思いがけないところにいますが、

 

大きな選択をするときは、必ず

 

覚悟を持って行動すること

 

を強くお勧めします。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

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